なぜ格闘家は減量と計量に失敗するのか?
2024/3/28
最近、某超有名レジェンド格闘家の先輩に収録で会いまして
少しの間久々にお話していただく機会がありました。
その会話の中で某先輩が
『最近、筋トレ始めたんだよ!』
とおっしゃっておりました。
『いや、今までやってこなかったんかーい』とツッコミたくなる気持ちを抑えて「どうしたんすか?」
とラリーを返すと
『40過ぎて格闘技やってると本当に寿命が縮む。筋トレは素晴らしいアンチエイジングだよ!』
『ところでお前は試合しねぇのかよ』
としゃがれ声でおっしゃっておりました。
ちなみに、、
最近、格闘技界に蔓延る計量オーバー問題。
『筋肉を落とさず脂肪だけを落とす』と綺麗事を謳われる方が多いですが、
減量するとまぁまず間違いなく筋肉も削られます。特に、減量が下手くそな「格闘家」という職業の人達なら尚更です。
『そもそもさぁ、人をぶん殴って金稼ごうとしてる格闘家という職種の人達がそんな緻密な減量ができるはずがないんだよ。減量が苦手な人達を集めて減量させて大会開くんだから計量オーバーが多いのなんて当たり前だよね❣️』(某先輩が言いそうなセリフをいま僕は全身全霊でモノマネしながら執筆しております。)
減量と共に筋肉も削られていく事を知らないまま
『前回はおれ水抜き5kgできたから今回も5kgいけるはずだ!!!』
と思っていることが計量失敗のメカニズムその1です。
水抜き量はご自身が搭載している筋量に影響されます。←ここまでは知っている方は多いはず。
が、減量をする度に自分の筋肉量が削られていっている。←この事実を知らないのか、はたまた世界のトップビルダーでも難しい『筋肉を落とさず脂肪だけを落とす』完璧な減量が自分はできていると勘違いしてるか
減量終わって何もしないければ、試合を重ね、キャリアを積むにつれ水抜きできる量が減っていき、、
そしていずれ計量失敗します。
今回5kg水抜きできたから次も5kg水抜きできるはずだと思わない方が良いです。4.5kg..いや4kg..いや3.5kgで限界やぁ〜
え、じゃあどうしたらいいの?
はい、よくぞ聞いてくれました!(誰も聞いてねぇよ)
A.まずは【プロの指導のもと】
定期的にウエイトトレーニングしましょう!!
試合後は実技練習よりウエイトトレーニングから復帰でいいと思っている僕です。
※勘違いしないで欲しいのは通常時一番大事なのは競技練習実技練習です、練習して練習して練習してください。
松井斗輝は前回の失敗後すぐに道場にもINSTITUTEにも戻り、光祐が責任を持って身体を作っているので次回は大丈夫です。
INSTITUTEサポート選手はひとまずがっつりトレーニングできる環境を。
健康の為に、減量の為に、怪我の予防の為に、競技成績向上の為に。
本当は筋トレのアンチエイジング効果について執筆しようと思ったのですが、
「なぜ格闘家は計量に失敗するのか?」が案外面白かったので本来書こうと思った本題は次に続く!!
追記///
師匠からオファーをいただき4月7日の日中にTHE BLACK BELT JAPANで水抜きセミナーを開催することになりました。
僕は手塚裕之選手のセコンドからの帰国日が4月7日の朝です。
どうか帰国チャレンジ成功してください(※こういう余裕のない甘い目算が減量失敗の元です。絶対に辞めましょう)
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タグ:岡田遼/格闘技コラム RYO OKADA TOKYO INSTITUTE 公式サイト
パーソナルトレーナー/オーナー
岡田 遼
錦糸町駅から徒歩4分のパーソナルトレーニングジム「RYO OKADA TOKYO INSTITUTE」。
オーナーの岡田遼によるトレーニング情報などを更新していきます!