リスクを負わないこともまたリスク。
2024/7/10
冒頭シーンは好きなワンピースキャラ第一位ワイパーの名言です。
日本語訳:『それを覚悟というんじゃねぇのか?』
こんにちはパーソナルトレーニングジムTOKYO INSTITUTE代表の岡田遼です。
以前まだ僕がチャンピオンだった頃、地元の高校に呼ばれて講演をやりました。
以下、僕はピチピチ高校生達にこんな内容を話しました。
『きっとみんなもそうだけど僕のいた某進学校では模範とされる生徒=
身だしなみを整え、遅刻はせず、宿題の期限は守り、部活はやるけど、全教科平均70点以上は取る、内申点は4以上、集団生活を乱さないバランスの取れた生徒…
先生からこういう生徒になりないさいと言われてきた。
ところが、大学研究室の面接や就活になると突如『他人には負けないあなたの強みはなんですか?』
と他の人達とは違ったモノを要求され始める。
「集団生活をコントロールしやすいようにみんなと同じように生活する」を求めてきたくせに、
君たちの人生あるポイントを境に今度はみんなと比べてハミ出てるものはなんですか?を世間は聞いてくるようになります。笑
おいおい“みんなと同じように”をスローガンにいろんなものを平均にくべられてきたんだから誰にも負けない突出したモノなんてほとんどの人間がそんなもんあるわけないやろとなる。
僕は、ガッコで醸造される平均的な「良い子」が社会的に成功するのかは疑問です。
失敗する事も少なくなるのかもしれないけど…続く!』
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ということで週末は自分も内藤頌貴も石井涼馬も所属する格闘技ジムTHE BLACK BELT JAPAN OKINAWAのオープニングパーティーでした。
松根さんが旧パラエストラ沖縄道場をOPENしてから10数年。
圧倒的すぎる指導力と人間力で会員さんで溢れ、沖縄県内で2店舗を構える松根さんは
遂には修斗のチャンピオンからのUFCファイターしかも5位にランクインした平良達郎を輩出し現在順風満帆!
と思いきや…
10年以上慣れ親しんだ格闘技で結果も出して収益もバッチリだった旧道場を捨て
広さも、試合ができるフルケージも、銭湯も、選手宿舎も、そしておしゃれな壁画(EFGdesignフミさんありがとうございます)も!
新たに日本で一番のとんでもない格闘技道場を作ってしまいました!
当然、この城の築城のためには不動産取得費、家賃、引越し費用、マット、ケージ、サンドバック、ミット、グローブ、シャワー、銭湯、事務所、宿舎、内装インテリア等々の設備投資…
沖縄と言えども、、とんでもないアクセルを松根さんは踏みました。
(ご本人曰く「すっからかんになっちゃったよ〜笑」)
こんだけ堅実は正しいと謳っている松根さんが!(壁画参照)
What a 美しい冒険をしました。
チャンピオンも輩出した、プロも沢山育てられている、会員さんも多い、家賃も適正価格で道場経営収益も黒。
正直これまでの道場だって何も変わらず運営できていたはずです。
でも、ここでこの大規模移転!
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僕が感じるのはただただ
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『絶対に日本人初のUFCチャンピオンを作る。』
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という松根さんの断固たる決意と覚悟です。
信長が最前線に立つから兵士の指揮は上がる。
肉を切らせるから骨を切れる。
大きく成功を掴みたいならまずテメェがリスクを負わないと。
傷つきたくない、お金も払いたくない、痛い思いも、苦しい思いもしたくないでも成功したい。
食べたいときに食べたいだけ食べて運動はしたくない。でも痩せたい。
一発も殴られたくない。でも試合で勝ちたい。
おいおい、ちとムシが良すぎるぜ。
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と言うことで冒頭あの時の高校生に話した内容の続きを追記してこのbogを締めます
『…「みんなと同じ」じゃなくたって良いです。
一芸に秀でたヤツはその一芸を磨き切って食っていけば良い。徹しきれ!
テメェの責任で、テメェが全リスクを負って、みんなそれぞれの自分のやりたい事にどんどん挑戦してみてください。』
そう言ってあの時私は現職の先生達に「余計な事言うな」という白い目で見られましたとさ。
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パーソナルトレーナー/オーナー
岡田 遼
錦糸町駅から徒歩4分のパーソナルトレーニングジム「RYO OKADA TOKYO INSTITUTE」。
オーナーの岡田遼によるトレーニング情報などを更新していきます!