体験は知識よりもはるかに尊い。
2023/8/6
「朝倉未来のあのチョークはあぁしてこうすれば防げたはずだ。」
なるほどそれっぽい事を仰る方がいる。
確かにその技術論は合っているのかもしれない。
私が大好きな司馬遼太郎様の小説「竜馬がゆく」の中でこんな一節がある
『同じ言葉なのだが、それを口にする人間次第でその言葉の重みには雲泥の差が出る』
果たしてどうしてその差が出るのか?
そのヒトの口にする言葉が薄っぺらく感じる時って
なるほどそのご高説に深い知識にその崇高で高潔な心構えはなんと素晴らしい!!
で、
あんたは何にどれくらいの時間と期間を費やしてテメェの腹を痛めて勝負してるの?と感じた時です。
で、あんたはそのご高説に関する事柄に関してどれくらい迷って悩んで挫折してきたの?が滲み出てない言葉を聞いた時です。
さて、話を本題へと進めますがTOKYO INSTITUTEがOPENして早10ヶ月。
OPEN当初から格闘技パーソナルを受け続けてくださるお客様が人生初めての
格闘技の「試合」デビューしました。
格闘技やりたい!試合にも出たい!とおっしゃってくださる方は多いですが本当に出る方はやはり少ないです。
それもそのはず
練習きついし痛いし、減量辛いし、戦ってもお金にならないし、負けたら大勢の前で恥かくし。。。
一見華やかに見える世界ですが8割9割方はBADを喰らって勝ったその瞬間だけが報われる世界です。
自分の子供には勧めません。笑
ですが、本日TOKYO INSTITUTEジムOPEN以来初めて!!!
アマチュア修斗九州選手権にてアマシューターが爆誕しました!それだけでも嬉しく感慨深いのに
なんとなんとデビュー戦を勝利!!!!!!!!!!
こんなに嬉しいことはない!!!!!!!!!!!!!
過酷な1dayトーナメントの2回戦は残念ながら負けてしまいましたが
みんなの前で、金網の中に閉じ込められて、全力で自分をぶちのめしに来る修練を積んでいる相手を、全力でぶちのめしに行く経験は何にも代え難いと思います。
僕も人生34年生きてきてこんなに過激で過酷で心揺さぶられる奇天烈なことは格闘技の他に未だ見つかっていません。
自分の生徒さんが勝つとこんなにも嬉しいんだなと。
仲間や後輩が勝った時、ともまた何か違う感覚でした。
オヤジである鶴屋師匠、そして松根さんの気持ちが少しだけわかったような気がした福岡遠征でした。
やっぱり人生の醍醐味はリスク取って挑戦だ。
ここからは本文関係ない蛇足ですが
1年や2年そこらでやったつもりのツギハギだらけのもので上手くこなす奴ではなく
不器用だろうがdecade10年単位の努力の結晶をその人間の持ちうる全身全霊でぶつけられた時、大いに心震わされました。自分もそうあろうありたいと思いました
オレイドの皆、Hard work積んで勝負しようぜ。
パーソナルトレーナー/オーナー
岡田 遼
錦糸町駅から徒歩4分のパーソナルトレーニングジム「RYO OKADA TOKYO INSTITUTE」。
オーナーの岡田遼によるトレーニング情報などを更新していきます!