人は長所で尊敬され短所で愛される

『記憶力についての実験です』

と教室に集められたグループAの被験者達には2桁の数字の暗記を課します。

ところが、グループBの被験者達には7桁の数字の暗記を課します。

途中『軽食の時間です。フルーツサラダorチョコレートケーキをどちらかお選びください！』

というこの実験で調査したかった本命のアクションを入れると…。

摩訶不思議、2桁の数字しか覚えていないグループAは健康的なフルーツサラダを選ぶ人が多く

7桁の数字を暗記しているグループBの多くはチョコレートケーキを選ぶという研究があります。

12/2は修斗MOBSTYLE興行にて我がジムから内藤頌貴が試合でした。

結果は2R三角絞め一本負け。

翌日は梅木が山口で試合も判定負け。

同じ山口大会に出場した児山さんは判定勝ちでした。

世界中のプロモーションからUFCの頂へと続くこの格闘技の山はとても険しく厳しい世界です。

自分との闘いだなんだ言われますが結局は競合他社ライバル達との競争です。

2桁の暗記しかしていないのにチョコレートケーキを選ぶヤツはこの競争においては論外。

7桁の数字覚えてもチョコレートを選ばないでサラダを選ぶヤツが並。

7桁覚えても何も軽食なんていらねぇよ

10桁、15桁、20桁、30桁覚えてもご褒美には目もくれず試練の報酬はもっと厳しい試練をおくれ

というヤツらでひしめき合ってるのがトップの奴らです。

本当に凄い。尊敬する。

でも、俺は2桁しか覚えてないのにチョコレート選んじゃう人も好きです。

別に俺の人付き合いの好きの基準はこの格闘技山の何合目にいるかは関係ありません（もちろん8号目以上にいる人への尊敬の念はやみませんが）

品行方正、完璧超人も良いですがやっぱり周りにいる愛されてる人を見るとどこか人間味のある人間。

別に格闘技のレコードに土がついたからお前の事が嫌いになるなんて事はない。

ただこの険しい山を自分の海賊旗を掲げて登るのであれば…

どこを目指して登っているのかは明確にした方が良い。

じゃないと応援してくれる人が応援するということに乗れない。なんでやってんの？と応援してくれる人に思わせて欲しくない。ましてやスポンサー等でお金を集めるのであればなおさら。使途不明金..

この先どういう選択肢を取ろうが常にI’m with youなのは間違いないけれど、正直なところ修斗という山の山頂がかなり遠ざかっていってしまった今この先試合する時にどういう風に自分の海賊旗掲げて『応援お願いします』と言うのかは考え所かと思う。

自分がやりたいからやり続ける！ならそれで全然良いし、またはそれでも俺は修斗のチャンピオンになりたいからここから毎日50桁暗記する猛烈な努力を敢行して諦めないで頑張る！でも全然良い。繰り返すがどんな選択をしようともAlways I’m with youだ。

が、愛する相棒へあえて俺が書こう。

全てのプライドをかなぐり捨てこの際ハッキリと

「修斗という山に登頂はできませんでした。

が、格闘技に生きた証を残す為に修斗の山よりも標高の低い〇〇という団体の山の登頂に残りの格闘技人生全て賭けて最後の挑戦をします。

だからこの試合に乗っかってください応援お願いします」

の方が海賊旗としては超明瞭会計だし人は応援に乗れる。そして金も集まる。