大事に育てるという事≠無菌室に入れておく事
2024/12/5
先日は無理やり海釣りに付き合ってもらいましたが、普段は山で渓流釣りがメインの手塚裕之が以前
「養殖して放流したヤマメと野生のヤマメは顔つきが全然違う。野生の方がカッコ良くて釣るのが難しい」
と話していました。
話はぶっ飛び、先日光祐と話していたら
Blogの筆を取るのが、、少し考えちゃうようになってきましたと話していました。わかるぅ〜笑
基本FI blogが中田、TI blogが岡田です。
FIは有益で客観的なことが多く、TIはたいへんに感情ベースで主観的なことが多いです。
一昨日の夜指導終わりにblog書いたばかりなんですが珍しく高頻度更新!
なぜなら感情が揺れ動く書いておきたいと思う出来事があったから。
舞台は先週日曜に開催された年に一度のキッズ全国大会!!
全日本キッズ修斗選手権 in 神戸
(この時に被ってたDen.で大谷翔平くん観に行った記念の大リーグ帽子、、打ち上げで酔っ払って無事紛失)
さて本題です!!!!
全日本キッズ修斗選手権44kg級
THE BLACKBELT JAPAN/ TOKYO INSTITUTE
長谷川稜生見事優勝!!!3連覇!!!!
勝って優勝してプレッシャーから解放され号泣。。
2連覇中/大会最注目選手/名門TBJの看板/鶴屋さん松根さんの顔…etc
チャンピオンの重圧をこの歳から背負って戦っています。
試合内容に悔しさもあったかな?
とにかくよく背負ってよく頑張った稜生!あなたもまた私の誇りです。
そして今回の物語では登場人物がもう一人。。。
キッズMMA界のスター選手である稜生と同世代
共にTHE BLACKBELT JAPANで練習を積む
河上純登くん(中1)です。48kg級に出場
去年は優勝したので、同世代の稜生と同じように全日本連覇を目指して…
なんと純登は今回の全日本キッズ選手権の為に約1ヶ月の沖縄修行を敢行!!(プロか)
当然、その間の学校は全て休みました(狂ってる笑)。
松根さんのご厚意で沖縄のTBJ道場に住み込みで毎日毎日練習に明け暮れました。
純登が松根道場住み込み合宿を張っている頃
丁度、僕も沖縄TBJにコーチとして呼ばれていた時期だったので
『誰もいない夜の道場で寝るのが本当に怖いです。。』
という純登をからかいながら毎回、僕のプロ練へ大人に混じって参加してくる純登を指導しました。
そうして臨んだ全日本キッズ修斗選手権!!
河上純登、、、
まさかの一回戦負け。
これが格闘技…これぞ格闘技….
かける言葉も見つかりません。
沢山の犠牲を払って、『俺も稜生と肩を並べて』絶対に優勝する!と神戸まで満を持して臨んで、、、
一瞬にしてこれまでの徒労の全てが無に帰すこの絶望感と虚しさはプロだろうがアマだろうが何ら変わりはありません。
大人の僕らもこれが本当に堪えます。
12~3歳でこの経験をしてる純登はもっと辛いはず。
この歳にして
本気で何かに挑戦して、それもフルベットで勝負して、、
そして何も報われなかった人生の一コマ生き様を見せてくれた子に僕は心底感情を揺さぶられました。
ただ試合に出て負けたんじゃなくて
1ヶ月親元離れて知らぬ土地の道場に泊まり込みまでしてちゃんと賭けて挑戦したからこそ
この経験は絶対に純登の大きな武器や盾になると俺は信じてます。
負けるなよ、純登
稜生と純登
二人とも将来の夢は?と聞くと
『UFCのチャンピオン!』
と答えてくれます。
いつかの将来この2人が
今の達郎&怜のように
THE BLACKBELT JAPANの二枚看板となって世界で活躍するその日まで
自分はオヤジ:鶴屋会長と松根先生と共にこの二人の援護射撃をし続けようと思いました。
大人だろうが子供だろうが
本気で生きてる人間の、本気の勝負は人の心を打ちます。
稜生、純登ありがとう
2人とも立派な野生のヤマメだよ
パーソナルトレーナー/オーナー
岡田 遼
錦糸町駅から徒歩4分のパーソナルトレーニングジム「RYO OKADA TOKYO INSTITUTE」。
オーナーの岡田遼によるトレーニング情報などを更新していきます!