自分の階級の設定の指標

GWが終わりました。

皆様いかがお過ごしでしでしょうか？

パーソナルトレーニングジムTOKYO INSTITUTEは一日も休まず営業しました！

が、指導と指導の合間を縫って無理くり弾丸キャンプには行きました。は〜楽しかった！

そしてGW中はRIZINやパンクラスやDEEP…たくさんの格闘技の興行がありました。

同じ道場の所属選手が出るので僕も会場に行くのですがそこで久々に青木さんに会いました。

すると、御大より

『オカダ、おい！太ったな太りすぎだろ！』（書きながら発声してモノマネしてます）

と言われたのでそうかな？と思って

ジムに戻ってから普段お客さんしか計測しない体組成計で測ってみると

体脂肪率は7.7%だったので、青木さん、多分俺そこまでデブじゃないす！

ただ、ですが、しかし、BUT…

現在の僕の通常体重71.55kgです。

そして僕の階級はバンタム級61.2kgです。

データの用紙の下『除脂肪量』（骨と筋肉の重さ）の項目が62.75kgなので

パーフェクト減量して仮に身体中全ての脂肪を捨て去り落とし切ったとしてもバンタム級(61.2kg)には届きません。

そして身体には恒常性、ホメオスタシスという働きがあります。

体温、脈拍、心拍数、血圧、血糖値、体脂肪、筋肉量…etc

そのどれもなくなっては困るモノですし、急激に増え過ぎても困るモノですので

人間の身体は自分の身体のあらゆる要素の値をできるだけ一定の範囲内に留めようという働きがあります。

だから大体あなたの平熱はそのくらいでしょ？

このホメオスタシスを打ち破って、そもそもあまりない体脂肪率7%という数値をさらに切って10kgを超える減量を敢行しようとする事は千日回峰行とまではいきませんがかなりの修行かつ至難の技です。

健康に悪いので多くのものを犠牲にする覚悟が必要です

仮に減量成功したとしてもその後、強烈なホメオスタシスの反動でリバウンドがきます。

ホルモンバランスは崩れ、内臓のダメージで怠い日々が続き、回復期を終えて身体も心もやる気が漲る本当の意味で元気になるまで試合後いつも僕は2ヶ月程度はかかります。試合と試合の間隔が短いスパンでの試合は僕はいつもコンディションが最悪でした笑　○塚戦と○谷戦の間なんてなか1ヶ月だったんだもん笑　試合終わってすぐさま減量でした、仕事なので当然やったけど。

だからMMAファイターは試合間隔が長く空くのです。プロレスラーみたいに毎日なんてとてもとても。。

話を戻すと、その意味で青木さんは『太りすぎだよ』と言ってくれました。

つまり『お前この体の質量でバンタムいけんのかよ？』と久々に会った僕を見てパッと見抜いて指摘するから流石の洞察青木先生です。

さて、本ブログの本題は自分の階級設定する際は余裕を持ちましょう

除脂肪量が自分の階級超えてるなら一個上の階級にしましょう。

そしてファイターの方達へ、減量の相談乗ります！

階級から測定し、計量日から逆算して、プログラムつくります。

必要なサプリメントを渡し、食事もみていきます。

現在、鶴屋怜選手の減量指導をTOKYO INSTITUTEで行なっています。

ちなみにこのblogの最後に自分を自分で診断すると

34歳の僕はバンタム級には落とせて人生で後、一回です。

階級を上げるのなら寿命は少し伸びるでしょう。

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