だから特に若いうちは経験に投資しましょうという本がDIE WITH ZEROです。名著ですよ
こんにちは。錦糸町パーソナルトレーニングジムTOKYO INSTITUTEの岡田遼です。
INSTITUTER の皆様おはようございます!
今週末は皆さんと同じINSTITUTERの彼が試合です。

この試合に向けて1ヶ月のデンバーコロラド合宿を敢行しました(出張INSTITUTEご希望のファイターはお問い合わせください)。
今回の合宿でやったことは分析→細分化→反復→試行→反芻
岡田の今回の勝利までのロードマップも提出しましたし、松根さん、達郎の考えもon the tableにかけて作ってきました。
以下はろくな文脈もなく、半ば唐突に、合宿の雑感を綴るだけになってしまうのですが
いま改めて俺が思う平良達郎の強みは洞察力です。
1の事象から10の事を学び得る。
日々を漠然と流していくのではなく、1コマ1コマを見逃さずスクリーンショットして保存する。
そしてそこからできる限り多くの事を考察し、抽出し、血肉にしていく能力
を僕は上記で洞察力と定義しています。
僕も含め多くの人にとっては悪気はなくとも日々別に気付かないまま流れていってしまいそうな粒を見つけて捕まえる。
僕が1秒間を40分割で見る40fpsだとしたら、彼は1秒間を60分割の60fpsのフレームレートで格闘技を見ています。
まぁ格闘技以外の事になると1秒間を0.5分割くらいの極粗でしか見ていませんけれどもね日常生活とかね笑
初めて一緒に海外合宿に行った2021年の時は彼のフレームレートはここまで良くなかった。30fpsくらいだったはず(岡田調べ)でも、日々この競技と向き合い続けて実力と共に洞察力も年々上がっているのを感じます。そして彼のそういうところを僕は尊敬しております。彼のこの鋭い洞察力の裏には膨大すぎる程積み上げられている参考文献試合と練習と試行錯誤が垣間見えるから。
練習動画はレコードさせて練習後にまた物凄い集中力で自分の頭の中のスクリーンショットと動画内の客観映像を照らし合わせて彼の深い洞察から今の自分にとっての最優先項目を見つけ出す。これがなかなかできない。やってる選手どのくらいいますか?
はっきり言って面倒くさいし、自分を客観視する作業は苦痛を伴うから。
人間どうしても自分が可愛いので信じたいものを信じる確証バイアスもかかっちゃう。
だから残念ながら主観と客観にズレが大きい選手も多い。
そして漏れなくそういう選手は弱い。
人間上手くいってないところや、弱点には目を逸らしがちですが、彼はそこを逃さない。
真摯に向き合う。隠さない。
細かく細かく分析してひたすら練習して自分の技量の中に落とし込んでいく。
この合宿中、改めて彼のそういう姿勢とDISCIPLNEというか能力に
僕は感動しました。
彼に学んで、、
俺もこの感動をスクリーンショットして保存しておかなきゃ勿体無いなと思ったので筆をとった次第であります。
涼馬や梅木、TBJの後輩たちへ、パンチを貰う→もっと打撃を練習しよう!では、fpsが粗いですよ。
ということで自分のこの感動は書き連ねたので
現在の状況を少し書いて終わりますが
今我々はデンバーからラスベガスに引っ越してファイトウィークのスケジュールをこなしています。
写真はオリンピックレスリング金メダリスト!!&UFCフライ級チャンピオン!!&UFCバンタム級チャンピオン!!(どんだけ強いねん)
「トリプルC」ヘンリーセフードさん

「俺は日本に行ったことがあってSASUKEに出たんだよ。」「お前は子供はいるのか?子供を俺のところに連れて来い」と達郎に話しかけていました。笑
ちなみに達郎さんには娘さんがいて5ヶ月のモナちゃんというワンちゃんなのでトリプルチャンピオンがどうあの子を鍛え上げるのか気になるところではあります。
そしていよいよ達郎はここから体重を絞り込んでいきます。
つくづく大変な職業ですね。
こっちのコーチが練習の〆めに言ってました。
あなたたちは世界で最もハードでクレイジーでクールな仕事をやってるんだ。誇りに思うよと。
ということで格闘家の皆さんもINSTITUTERの皆さんも全然関係ない皆さんも
本日もHard work! Hard Work!!!!!
必ず勝ってINSTITUTEに帰ります。
