足を踏み入れるだけで
心震え立つジムを
貴重なお時間を割いて当サイトに訪れてくださり
この文章を読んでくださって本当にありがとうございます。あともう少しだけ僕にお時間を下さい。
幼い頃から運動することが大好きでした。
「50m走で一番になりたい。」
「マラソン大会で優勝したい。」
その為にはどうすれば良いのか?速い人と遅い人では何が違うの?
そんな事を考えて自分なりに仮説を立てて実践するのが好きな、
今思えば変わった子どもでした。
気がつくと千葉大学教育学部スポーツ科学課程の藤田研究室で
激運動直後の被験者の血液や呼気ガスを採集し、乳酸値や血糖値や酸素摂取量を調べていました。
大学院を卒業する頃、
親友の七丈くんに電話しながら就職する選択肢を捨て格闘家になると決意した日から、
どうしたら僕のような弱者が勝っていけるか?を考えなかった日はありません。
アカデミックな角度からスポーツを分析し、そしてそれを机上で終わらせるだけでなく、
プロ格闘技の世界で、自分の身体で、仮説・検証を繰り返してきました。
そんな僕がいま考える「スポーツをする上で最も大切なこと」は、
血中乳酸濃度や筋中pH値や筋タンパク合成、
最大酸素摂取量などではなく「ただ自分と向き合うこと」です。
スポーツをすると否が応でも
勝つ、負ける、苦しい、嬉しい、悲しい、悔しい、痛い、辛い…に直面します。
その時々の自分に向き合えることこそが、
スポーツの何にも代えがたい価値ではないでしょうか?
当ジムではトレーニング場へと向かう廊下に
「Where you challenge yourself , grow stronger & be kind to others」という文字が刻まれています。
日本語訳は「自分と向き合って、自分を成長させて、そしてヒトに優しくなれる場所」という意味です。
ダイエットやボディメイクや格闘技…
お客様それぞれの目標に向かう過程で自分とたくさん向き合い、
その道中で出会う色んな局面の自分を見つめて、
そしてその経験を通してあなたの大切な誰かに少しでも優しくなれる
そんな場所にこのジムがなれたのなら…
こんなに嬉しいことはありません。
RYO OKADA TOKYO INSTITUTE 岡田 遼