少しの冒険と傷つく勇気
2022/10/18
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平良達郎 vs CJvergara
UFCファイトナイトラスベガス63 平良達郎vsCJvergara
2R腕十字により一本で勝利しました。
おまけにパフォーマンスオブザナイトも獲得し、ラスベガスで最高の夜を迎えました。
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3~4年前?松根さんに、今パラエストラ沖縄に若くて良いのがいるから相手してやってくれと言われ、沖縄へ完全バカンスで来ていた私は嫌々練習場に向かい、ヒョロ長くてシャイなのかあまり口を開かない10代の少年とスパーをして、当時チャンピオンだった私は疲れないように適度に手を抜きながらその少年をひたすらコントロールし続けた記憶があります。
それから修斗沖縄大会でそのあどけない少年がリングの外とは見違えるような思い切りの良さで活躍していたのを毎大会会場で観ていました。
その闘いぶりはすぐに本部のプロモーターの目に留まり彼が後楽園大会に呼ばれた時も、会場で初の後楽園ホールにガッチガチに緊張している彼に声をかけたりしました。
それからも彼は無敗街道を突き進み、遂には扇久保さんが巻いていたフライ級のベルトを鶴屋一門に取り返してきて修斗フライ級世界王者に。
そして今年一月には僕が防衛戦のためのトレーニングキャンプをアメリカで張りたいと鶴屋師匠&松根先生に伝えると松根さんはすかさず『達郎も連れて行ってくれ!』と言いました。
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初の海外遠征、初の本場アメリカの道場への出稽古、初の得体の知れない先輩(私)との共同生活..
先輩後輩の上下関係では下になり気を使う側の彼の方が不安や迷いは多かったはず。
が、達郎は勇気を持って飛び込んできた。
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今回の試合のためのファイトキャンプも嫌だなあと思う練習を意識的に取り入れたと言う。
試合は『リスク』と『セーフ』のバランス感覚が非常に大切なのですが、達郎は積極的に「リスク」を取りに行く。
もちろん失敗してピンチになったり劣勢の態勢になったり、傷付いたりもする。
が、普段は本当に心優しくて穏やかな達郎が土壇場でチョイスしていくのが「リスク」
そんな勇敢なところが皆が達郎に惹かれる理由の一つの要素だと思う。
決して無鉄砲な馬鹿ではないのでちゃんと恐怖を感じるし、不安に苛まれてネガティブにもなる
でも、最終的には成長するために、傷つく勇気を持って冒険を選ぶ。
好きなところは沢山あるけれど、達郎のそんな所が俺は凄く好きです。
というか尊敬しています。
今年に入ってまだあどけなくて可愛かったタツがなんだか急速に逞しくなって
カッコ良い男になってきてて
嬉しいけどどこか寂しいそんな気持ちです笑
達郎ありがとう!
I’m proud of all your hard works.
love you brother
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タグ:UFC/アメリカ/岡田遼/平良達郎
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岡田 遼
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